お客様を最初に迎えるレセプションエリアは、白を基調とした柔らかな曲線で構成。
食品を扱う企業としての清潔感と誠実さを空間に表現し、訪れる人に安心感を与えるデザインとしました。
自然な動線とやさしいフォルムが、企業イメージを静かに、しかし確かに伝えます。
ビルのエントランスとなる1F共有部には、ベンチやラウンジチェア、植栽を効果的にレイアウト。
来訪者の動きと視線を意識しながら、自然と居心地の良さを感じられる待合スペースをつくりました。
植栽のグリーンがアクセントとなり、オフィスビル全体の印象にも穏やかな広がりをもたらします。
基準階の執務フロアでは、空間の役割に応じて天井設計を切り分け。
コア側は新たに天井を形成し、機能的で整った印象に。窓側のエリアはあえてスケルトン天井を活かすことで、開放感と素材感を演出しています。
こうした抑揚ある構成により、働く人の集中と快適さを両立した空間に仕上げました。
各フロアには、社員同士の交流を促すコミュニケーションエリアと、集中して業務に取り組めるコンセントレーションエリアの双方を設置。
気分や業務内容に応じて最適な働き方を選択できる、多様性に対応したワークプレイスを構築しました。
柔軟な空間設計が、組織のつながりと個人の集中力を同時に支えています。
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