株式会社ルミネ
オフィスデザインの事例 株式会社ルミネ

株式会社ルミネ

エントランス会議室執務エリアフリースペース
面積
167㎡/50坪
規模(社員数)
36人
時期
2024年6月
業種
商業施設運営、小売業

品川開発プロジェクトを支える、実験的ワークプレイス

2025年3月、品川エリアに誕生する大規模再開発「TAKANAWA GATEWAY CITY」。その中核を担う商業施設「ニュウマン高輪」の開発を進める株式会社ルミネでは、本格稼働を前に約170㎡の仮オフィスを設置しました。
この仮オフィスは一時的なものにとどまらず、プロジェクト推進の中枢として、チームの連携と生産性を支える重要な拠点です。

設計段階からインターオフィスが参画し、内装と家具のトータルデザインを担当。限られたスペースの中に、会議室2室、マネージャールーム、執務エリア、リフレッシュスペースを機能的にレイアウトしました。

デザインと実用性を兼ね備えた、仮オフィスという挑戦

短期利用を前提とした仮オフィスでも、「働く環境の質」は妥協できません。インターオフィスでは、無垢の木板や左官調塗装、リブ材、光沢感のあるタイルなど異素材を組み合わせ、温かみと洗練を兼ね備えた空間を演出。エントランスから執務エリアまで統一感のあるコーディネートが、来訪者にも好印象を与えています。

一方で、天井高の制約にはスケルトン天井と白を基調にした設計で対応し、視覚的な広がりを確保。建設中のTAKANAWA GATEWAY CITYを見渡せる眺望を活かしたレイアウトで、働く人の創造性やモチベーションも引き出しています。

柔軟性を最大化する空間設計とfittingboxの活用

働く人数や業務内容が変動する仮設プロジェクトでは、オフィスの柔軟性が不可欠です。そこで活用されたのが、インターオフィスのサブスクリプションサービス「fittingbox」。その中でも、人気家具を厳選した低価格プラン「BOX PLAN」を導入し、機能とコストのバランスを両立しました。今回はVitraを中心に、Muuto、Artek、Louis Poulsenの4ブランドから家具・照明を選定しています。

壁を使わずに家具の配置でゾーニングし、オープンスペースを有効に活用。可動式のテーブルや「DANCING WALL」などのパーテーションで、集中とコミュニケーションを両立する場を創出しました。

働き方の実証実験の場としての価値

この仮オフィスは、単なる「仮設」ではありません。本格的な移転に向けた「実証実験」の場として機能し、社員の働き方や家具のフィット感、動線の取り方を検証する貴重な機会となりました。

利用者からは、「仮オフィスでの経験が、本オフィス設計に向けたヒントになった」「家具やレイアウトの選定がスムーズになった」との声が多数寄せられています。プロジェクトの未来を支える、仮オフィスならではの戦略的な価値がここにあります。

コミュニケーションを軸にしたプロジェクト推進

ルミネ様のご担当者からは「デザインやサービスの品質はもちろん、インターオフィスの対応力が安心感につながった」との評価をいただきました。定期的な対話を重ねることで、想定外の課題にも柔軟に対応し、短期間でも高品質な空間づくりを実現しています。

「fittingbox」だけでなく、空間全体の設計から運用サポートまでを一貫して担うことで、プロジェクト全体に深く関与できたことが、本事例の成功要因の一つといえるでしょう。

プロジェクトメンバー

  • 設計・施工・PM インターオフィス

パートナー

  • 撮影 堀越圭晋 / SS

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