ライオン株式会社
オフィスデザインの事例 ライオン株式会社

ライオン株式会社

エントランス会議室執務エリアラウンジ食堂フィットネス共創スペース
面積
21,800㎡/6600坪
規模(社員数)
約2,000人
時期
2023年4月
業種
化学(素材・化学)

日常のちょっと先へ 社員が行きたくなるオフィスへ

東京に点在していた4拠点を統合し、社員の働き方や気分に寄り添う新たな本社へ。インターオフィスはブルックと協働し、エントランスやカフェテリア、イノベーションフロアなどの特殊フロアを設計。多様な働き方を受け止める空間を実現しました。

新社屋統合移転プロジェクト

東京に点在していた4つのオフィスを1つの拠点へと集約。社員が自ら足を運びたくなるオフィスを目指し、「日常のちょっと先へ」というコンセプトのもとにプロジェクトがスタートしました。インターオフィスはブルックとともに、エントランスからカフェテリアまで、特徴的な5つのフロアの設計を担当しました。

1F エントランス・ロビー:訪れる人に心地よさを届ける、やさしい始まりの場所

ライオンの世界観を社外へ伝えるこのフロアでは、自然との繋がりや木質素材の温もりを大切にしました。大きな窓から光が差し込む、開かれた空気感のエントランスが来訪者をやさしく迎えます。街の延長のように、誰でも気兼ねなく入れるような空間づくりを意識しました。

2F 社外会議フロア:協働の場を包む、やわらかな自然の手触り

1Fから続く木質素材と左官の質感が心を落ち着かせる会議フロア。木々に囲まれたエントランスラウンジや、光を感じる空間が社外との関係性をより良く育みます。動線が交差する箇所には緩やかな曲線の壁を配置し、自然と奥へと導かれるような構成としました。

4F イノベーションフロア:非日常が刺激する、創造力と発想

1・2Fの自然で柔らかな印象から一転、4Fはグレイッシュで無機質なトーンを基調とし、非日常を演出。ユーザーが自由に動かせるポリカーボネート製の間仕切りにより、場を自在に変化させられるフレキシブルでアクティブな空間が創造されています。社内外のコラボレーションを後押しする、新しいアイデアが生まれる場です。

11F 多機能フロア:働く人の心と体を整える、ウェルビーイングな空間

このフロアには、カンファレンス、ライブラリー、フィットネス、トレーニングルーム、シャワールームなど、さまざまな機能を集約。社員が自分らしくリラックスし、交流できる場として機能します。木と白を基調に、ベージュやブラウン、グレーをミックスした柔らかなカラーパレットで、落ち着きと親しみやすさを両立させました。

12F カフェテリア:自由な時間を過ごす、もうひとつの“日常”

多様な人材が、それぞれのペースで心地よく過ごせるカフェテリア。食事を通じて健康を支える本格的な厨房設備を備え、外の景色と繋がる大きな窓にはCIカラーを取り入れることで、ブランドの世界観と自然を融合。木の手触りを活かした家具が、日々の利用の中で味わいを増していきます。

プロジェクトメンバー

  • 設計 インターオフィス+ブルック(特殊フロア)、イトーキ(執務フロア)
  • 実施設計 日本郵政
  • PM 明豊ファシリティワークス

パートナー

  • 撮影 見学友宙

お問合せ・ライブオフィス
見学のご予約はこちら

全国5拠点にてお客様の理想のオフィスの体験、設計のご相談ができます。
東京 / 大阪 / 福岡

お問合せ・ライブオフィス見学の予約