東京建物株式会社では、社員数の増加や働き方改革への対応として、既存の本社機能を補完するため、近隣のビルに増床プロジェクトを進行中です。期間限定での利用という制約の中でも、インターオフィスはデザインの上流段階からプロジェクトに参画。企業のカルチャーや将来的な展望も見据えながら、単なる「作業場所の拡張」にとどまらない、戦略的なワークプレイスを構築しました。
上記の課題を解決するため、東京建物株式会社が選択したのが、インターオフィスのオフィス家具サブスクリプションサービス「fittingbox」。高品質な家具を初期費用を抑えて導入できるだけでなく、契約終了後は返却可能で無駄がない。環境にも配慮しながら、将来の移転やフロア縮小にもスムーズに対応できます。
実際に本プロジェクトでは、2022年に導入されたfittingboxが再び採用され、段階的な増床と働き方の変化に柔軟に対応する仕組みを支えました。
設計段階から働き方に寄り添った工夫が散りばめられています。
たとえば、中央脚のない大きなワークステーションは快適な執務環境を提供し、分散配置された昇降デスクが多様な働き方に対応。加えて、オンライン会議に特化した会議室や企業ブランディングを表すコーポレートカラーのサイン計画も実施。
さらには、VitraのDANCING WALL、JOYN 2 PLATFORMなどの家具が、オープンミーティングや実証実験スペースの可動性を高め、チームやプロジェクトの変化にも柔軟に追従できる空間を実現しています。
今回のオフィスづくりは、短期的な利用を前提としつつ、将来の本社移転に向けた実証実験の場でもあります。サブスクリプションという柔軟な選択肢により、固定概念にとらわれないレイアウト変更や空間活用が可能となり、社員一人ひとりの働きやすさと、企業の成長スピードの両立を実現しました。
これからのオフィスづくりは、“所有する”から“試して育てる”時代へ。デザインという上流から関わるインターオフィスと、柔軟なサブスクリプションfittingboxの組み合わせが、その未来を切り拓いています。
プロジェクトメンバー
パートナー