短期利用を前提とした仮オフィスでも、「働く環境の質」は妥協できません。インターオフィスでは、無垢の木板や左官調塗装、リブ材、光沢感のあるタイルなど異素材を組み合わせ、温かみと洗練を兼ね備えた空間を演出。エントランスから執務エリアまで統一感のあるコーディネートが、来訪者にも好印象を与えています。
一方で、天井高の制約にはスケルトン天井と白を基調にした設計で対応し、視覚的な広がりを確保。建設中のTAKANAWA GATEWAY CITYを見渡せる眺望を活かしたレイアウトで、働く人の創造性やモチベーションも引き出しています。
働く人数や業務内容が変動する仮設プロジェクトでは、オフィスの柔軟性が不可欠です。そこで活用されたのが、インターオフィスのサブスクリプションサービス「fittingbox」。その中でも、人気家具を厳選した低価格プラン「BOX PLAN」を導入し、機能とコストのバランスを両立しました。今回はVitraを中心に、Muuto、Artek、Louis Poulsenの4ブランドから家具・照明を選定しています。
壁を使わずに家具の配置でゾーニングし、オープンスペースを有効に活用。可動式のテーブルや「DANCING WALL」などのパーテーションで、集中とコミュニケーションを両立する場を創出しました。
この仮オフィスは、単なる「仮設」ではありません。本格的な移転に向けた「実証実験」の場として機能し、社員の働き方や家具のフィット感、動線の取り方を検証する貴重な機会となりました。
利用者からは、「仮オフィスでの経験が、本オフィス設計に向けたヒントになった」「家具やレイアウトの選定がスムーズになった」との声が多数寄せられています。プロジェクトの未来を支える、仮オフィスならではの戦略的な価値がここにあります。
ルミネ様のご担当者からは「デザインやサービスの品質はもちろん、インターオフィスの対応力が安心感につながった」との評価をいただきました。定期的な対話を重ねることで、想定外の課題にも柔軟に対応し、短期間でも高品質な空間づくりを実現しています。
「fittingbox」だけでなく、空間全体の設計から運用サポートまでを一貫して担うことで、プロジェクト全体に深く関与できたことが、本事例の成功要因の一つといえるでしょう。
プロジェクトメンバー
パートナー